インナーゼミナール2025
2024年12月5日、学内のインナーゼミナールというプレゼンテーションの大会が開催されました。
木村ゼミは「DCG技術を用いたエンターテインメントに関する研究」というタイトルで発表しました。
阿部瑞稀、小笠原廉、加藤璃々、杉山陽菜乃、高橋孝輔、中村彩乃
Otaru University of Commerce
2024年12月5日、学内のインナーゼミナールというプレゼンテーションの大会が開催されました。
木村ゼミは「DCG技術を用いたエンターテインメントに関する研究」というタイトルで発表しました。
阿部瑞稀、小笠原廉、加藤璃々、杉山陽菜乃、高橋孝輔、中村彩乃
執筆者:佐藤(栄)
大学院1年佐藤(栄)が、2024年9月4日~9月6日に開催された第19回YANSシンポジウム(YANS2024)に参加しましたので、ここに参加報告を記します。
YANSとは、主に自然言語処理関連分野の若手研究者、技術者間の交流や技術発展を目的とした、年に一度開催されるシンポジウムです。同分野の年次大会と比べると、学生の割合が多く企業との交流も盛んに行われている印象です。
昨年に引き続き、今年も単身での参加となりましたが、ラウンドテーブルやYANSスペシャルセッション 「ネットワーキングの極意(友達の作り方)」といった企画もあることから、YANSはぼっち参加にも優しいシンポジウムといえるでしょう。
仮に話し相手が居なくとも、活発なコメントが飛び交うSlackを眺めているだけでも楽しめます。
また、YANSには旅費補助の制度があり、今回はこちらの制度を利用して参加しました。
北海道から参加しなければいけない私にとっては、非常にありがたい制度です。
ここからは、大まかなプログラムに沿って雑感を述べていきます。
詳細なプログラムは、こちらをご覧ください。
1日目は日程の都合で参加できませんでしたが、留学交流会とハッカソンが行われました。
※YANSシンポジウム参加者であっても、1日目は任意参加となります。
東京都立大の相田さん、甲南大の永田さんにより、海外の大学で研究をする際のTipsが紹介されました。
今年のハッカソンでは、マルチモーダルデータを用いたテキスト生成リーダーボードが開催されました。大喜利と川柳の2つの部門に分かれ、いかにしてお題に沿った秀逸な回答を生成できるかが競われました。
去年のYANSシンポジウムでは、私もハッカソンに参加しましたが、今年は倍くらいに参加者が増えたようで驚きました。参加したかった…!
私にとって、1日目は移動日でした。会場は大阪だったので、北海道からの飛行機を降りた際には、その気温と湿気からプールサイドに降り立ったかのように錯覚しました。
会場の梅田スカイビルは、梅田駅から歩いて5~10分の所にあります。特徴的な建物だったので、遠くからでもすぐに目指すべき方向が分かりました。
国立情報学研究所の佐藤さんのチュートリアルからシンポジウムは始まりました。「ニューラルネットワークの損失地形」という一見難解そうなタイトルでしたが、グラフィカルな解説によって理解のしやすい講演でした。
内容が気になる方は、発表スライドが公開されていますので、ぜひご覧ください。
学会発表には、主に口頭発表とポスター発表の2種類があります。
口頭発表は、スライドを用いて一方的に説明を行い、その後質疑応答を行う形式です。つまり、説明と質疑応答が比較的長い時間をかけて1ターンで行われます。
ポスター発表は、大きなポスターの前に立ち、集まった聴講者に一通りの説明を行い、都度質疑応答が行われる形式です。聴講者が時間内(今回は1時間)に何度も入れ替わるため、説明と質疑応答が短い時間で数ターン行われます。
シンポジウム1日目には、全5回中3回のポスターセッションが行われました。私の発表は2回目のセッションだったので、1回目のセッション中にスポンサーブースを訪問するという作戦を採りました。
どうしても聞きたい発表のみ聞きに行き、それ以外をスポンサーの方々と交流する時間に充てることで、緊張をほぐしつつ自身の発表の宣伝をするという目論見でした。
去年のYANSシンポジウムは、私の人生初ポスター発表であったため、発表までの時間は他の参加者の発表を聞きに行き、ポスター発表の勝手を知る時間に充てました。
このように、発表経験や発表順なども考慮しながら、発表までの時間をどう過ごすかを決めるのがオススメです。
スポンサーセッションでは、各スポンサーが登壇し、自社の強みや研究領域などを短い時間で紹介していました。
特に、ゴールドスポンサー企業の発表時間は1分と非常に短いものでしたが、その分伝えたいことが凝縮されていて、個人的には非常に面白く聞くことができました。時間切れパターンもそれはそれで盛り上がっていました。
ラウンドテーブルでは、自身の希望ジャンルごとに割り振られたグループで、各20分間のフリートークを行いました。1回目は「知識獲得・情報抽出」、2回目は「学部卒・修士卒のキャリア」のトークに参加し、現状の課題や悩みについて語り合いました。
シンポジウム1日目の締めは、YANS運営委員の方々による「ネットワーキングの極意(友達の作り方)」を題したセッションでした。
ぼっち参加の私にもってこいのトピックで、委員の方々にゆるーく極意を伝授していただきました。
シンポジウムの2日目は、Turing株式会社の荒居さんによる「生成AIの二大潮流と自動運転」と題したチュートリアルから始まりました。自動運転技術における生成AIの活用例は非常に興味深く、Slackでも質問が活発に飛び交っていました。
研究活動の大きな目標となりうる国際会議について、参加経験のある若手研究者や学生の体験記を紹介するコーナーもありました。登壇者の方々の優秀さにあてられ「すごいな…」という感嘆が漏れるばかりでしたが、国際会議の勘所を知ることができ勉強になりました。
YANSシンポジウムの締めとなるクロージングでは、主に表彰が行われました。なんと、株式会社エクサウィザーズ様よりスポンサー賞を頂きました。
やはり良い評価を頂けるのはうれしいもので、今後の研究の大きなモチベーションとなりました。
また、スポンサー賞といえば豪華な副賞(iPad、キーボード、オーディオ機器、高級肉などなど)といったところがありますが、エクサウィザーズ様からは副賞としてPCモニターを頂きました。
ちょうどモニターの購入を検討しており、偶然ながら先にモニターアームを購入していたので、少々運命的なものを感じました。
私は、「有価証券報告書を対象とした質問応答タスクのデータセット構築とLLMを用いた手法の評価」という題で発表をしました。
やはり緊張はありましたが、それ以上に議論の充実感や意見を頂けるありがたさを実感できました。
予想を上回る方々に発表を聞いていただけて、1時間の発表時間はあっという間に感じられました。
しゃべり続けて喉がカラカラになってしまったので、水分は余裕をもって用意することをオススメします。
この度は、遠方からの参加であったのにも関わらず、旅費補助により大変低い経済的負担でYANSに参加することができました。心からお礼申し上げます。
YANSシンポジウムは、大学院に同期や先輩がいない私にとって、交流の輪を広げたり、参考になる意見を得られたりと、非常にありがたい場となっています。
大学院生や企業の方はもちろん、シンポジウム未経験の学部生も、来年のYANSシンポジウムに参加してみるのはいかがでしょうか。あたたかな雰囲気のコミュニティが歓迎してくれるはずです。
また、スポンサー賞に選んでいただいた株式会社エクサウィザーズ様をはじめ、運営委員の皆様や各社スポンサー様、私と交流を持ってくださった方々にも、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
第40回 ファジィ システム シンポジウム https://soft-cr.org/fss/2024/
言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)
自然言語処理の論文誌に永渕さんの論文が掲載されました
JSAIとは、人工知能学会の全国大会です。
英語で記述すると、次のような表記になります。
The 38th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2024
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2024/
木村ゼミの関係発表は2件ありました。
[3M5-OS-12b-03] 有価証券報告書を対象とした機械判読が困難な表のセル分類に向けて
〇前多 陸玖、奥山 和樹、佐藤 栄作、木村 泰知 (小樽商科大学)
[3M5-OS-12b-04] TOPIX100の有価証券報告書を用いた企業間比較のためのタスクの提案
〇佐藤 栄作、木村 泰知 (小樽商科大学)
本学主催の学生論文賞というイベントにおいて、木村ゼミの学生が優秀賞と奨励賞を受賞しました。
総評・講評などはこちら。
優秀賞
奨励賞
2024年度のプロジェクトとして「部活・サークル」と「小樽商大のゼミ」のリンク集を作成しました。
【部活サークルのリンク集について】
小樽商大のゼミのリンク集
P3-20 有価証券報告書を対象とした機械判読が困難な表構造の分析
P3-21 妊娠・出産・育児に関する情報サイトを対象とした母親が求めている回答の特徴分析
P3-22 有価証券報告書に含まれるデータの企業間比較における課題について
P10-25 妊娠・出産・育児に関する情報サイトにおける自治体による子育て支援効果の調査
4年生はたまに体育館で運動しているらしい。
2023年12月2日に木村ゼミの歓迎会を開催しました。
大学生協のサイネージを75インチのサイネージにしました。
日時:2023年8月10日
ChatGTPとVOICEPEAK小春六花を連携した自動応答システムを運河プラザに設置しました。
小春六花の企画をしている赤迫さんのnoteで作成者の紹介をしてもらいました。
https://note.com/tokyo6/n/n577bd42914b5
>・前多陸玖さん(木村ゼミ現役生)
>・笠原有真さん(木村ゼミ卒業生、北大大学院生)
執筆者:佐藤
4年佐藤が、2023年8月29~8月31日に開催されたNLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム (2023)に参加しましたので、ここに参加報告を記します。
YANS(NLP若手の会シンポジウム)とは、主にNLP(自然言語処理)関連分野の若手研究者、技術者間の交流や技術発展を目的としたシンポジウムです。
若手の会と冠するとおり、他のシンポジウムと比較して学部生、院生が主体となった、フレッシュで熱量のある空気感が特徴的です。また、企業からも多く参加者が集い、就職活動におけるコネクション形成の場という側面もあります。スポンサーの豪華な顔触れからも、これからのNLP研究の担い手となる、優秀な若手研究者が多く参加していることが窺えます。(筆者が優秀だとは一言も言っていません。むしろ周りがエリートだらけで泣きそうになりました。)
詳細なプログラムは、こちらをご覧ください。
シンポジウムの0日目として、YANS分野交流ハッカソンが催されました。ハッカソンとは、エンジニアが短期間で集中的にアプリケーションやシステムを開発するイベントのことを指します。多くの場合、設定されたテーマに沿って、アイデア出しから開発、プレゼンまでを期間内に行います。
今回のハッカソンでは、画像処理をはじめとするのNLP以外の分野との交流を目的としており、テーマもそれを反映したものとなっています。デモアプリ開発ハッカソンと、リーダーボードハッカソンの2つが並列して行われました。 各詳細は以下になります。
画像+言語のマルチモーダルな出力を行うWebアプリを開発し、そのアイデアや面白さを競います。OpenAI API の言語生成 API や画像生成 API 等を利用します。
特定の評価メトリックを用いたコンペ形式の競争になります。OpenAI API を用いて公開データに基づく自然言語生成タスクに挑戦していただきます。リアルタイムにモデルのスコアを測定できるリーダーボードを用意します。
私はWebアプリに興味があったこともあり、デモアプリ開発ハッカソンに参加しました。全6チームが組まれ、1つのチームはほとんどが初対面の学生、社会人入り混じった4~5人で構成されました。
いざ4時間のハッカソンが開幕すると、まずはメンバーが各々事前に考えてきたアイデアを共有します。私も2つほどアイデアを考えていましたが、あるメンバーの方が具体的な実装までも記したハンドアウトを作成してきてくださったため、その方の案を採用しました。早速、「テーマとジャンルを与えると、それに応じた4コマ漫画を作成してくれる」というアプリの作成に取り掛かります。
フロント作成、バックエンド作成、プロンプト考案、スライド作成、補助というように役割を決め、個人作業の時間が始まります。開発環境は運営側で用意してくださっていたため、環境構築で躓くことはありませんでした。私は漫画の生成、出力を担当し、メンバーの方におんぶにだっこされながらも職務を全うできました。
差し入れのハーゲンダッツ休憩をはさみつつ、デプロイとスライド作成を時間ギリギリまで粘ります。無事にデプロイしたアプリが動くことを確認し、あとはプレゼンを残すのみです。
権利上、資料は公開できませんが、どのチームのプレゼンも楽しく見られました。私たちのグループは惜しくも受章とはなりませんでしたが、審査員賞の最終候補の2つには残っていたようです。審査員賞と優秀賞をダブル受賞した大喜利アプリは、アプリのアイデアやクオリティ、プレゼンのどれをとっても素晴らしかったです。
彼の有名な、東大の松井先生のチュートリアルからシンポジウムは始まりました。「グラフを用いた近似最近傍探索の理論と応用」という文系学生には手強そうなタイトルの講演でしたが、内容の面白さもさることながら、数学を忌避している私でも理解できるような説明が印象的でした。
1回目、2回目のポスターセッション(全5回/私の発表は3回目のセッション)では、私はポスター発表の勝手を知らなかったこともあり、発表内容よりも発表方法に注目して参加していました。
学会発表には、主に口頭発表とポスター発表の2種類があります。
口頭発表は、スライドを用いて一方的に説明を行い、その後質疑応答を行う形式です。つまり、説明と質疑応答が比較的長い時間をかけて1ターンで行われます。
ポスター発表は、大きなポスターの前に立ち、集まった聴講者に一通りの説明を行い、都度質疑応答が行われる形式です。聴講者が時間内(今回は1時間)に何度も入れ替わるため、説明と質疑応答が短い時間で数ターン行われます。
ラウンドテーブルでは、自身の希望ジャンルごとに割り振られたグループで、20分間のフリートークを行いました。1回目は「知識獲得・情報抽出」、2回目は「学部卒・修士卒のキャリア」のトークに参加し、現状の課題や悩みについて語り合いました。
3回目のポスターセッションは、ついに私の発表番です。詳細はこちら。
発表を終え、1日目のシンポジウムは幕を閉じました。
シンポジウムの2日目は、これまた著名な理研の吉野先生による「その研究ChatGPTでいいんじゃないですか?~LLM時代の対話システム研究~」と題したチュートリアルから始まりました。ほかのセッションにも言えることですが、Slackが活発に流れており、YouTubeのチャットのように他人のリアクションを見ながら聴講できたのは新鮮でした。
その後のスポンサーセッションやポスターセッション、パネルディスカッションや招待セッションについては、前日に発表が終わっていたこともあり楽しみながら聞くことができました。
YANSの最後となるクロージングでは、主に表彰が行われました。到底、何らかの賞に選ばれるとは思ってもいませんでしたが、なんとちゅらデータ株式会社様よりスポンサー賞を頂きました。私にとってはまさに青天の霹靂でしたが、今回のYANSでは最も思い出に残る出来事となりました。一人で参加していたため、受賞時の写真が撮れなかったことは少し心残りではありますが…
また、受賞後にご挨拶に伺ったところ、ありがたいことにお食事に誘っていただきました。自身の身の振り方を考えされられるようなお話から、楽しく笑い飛ばせるようなお話まで沢山聞くことができました。本当に感謝しております。
私は、「有価証券報告書のPDFに含まれる表を対象にした構造解析の試み」という題で発表をしました。聴講者が途切れないか心配でしたが、ハッカソンやラウンドテーブルで知り合った方々も多く聴講に来てくださったため、その心配は杞憂に終わりました。
Yans2023_ポスター参加する前から参加できるYANSのSlackには、東大、東北大、NAISTといったNLPエリートの字面が並び、かつ一人での参加であったため、北海道を発つ時には私の胃が悲鳴をあげていました。しかし、いざ参加してみると、優しさとリスペクトをもって迎え入れていただき、NLPクラスタの温かさが垣間見えました。発表を見ては、同年代のNLP研究者の凄さに圧倒されると共に、良い刺激を受けられました。
また、スポンサー賞を頂けたこともあり、今後の研究の大きなモチベーションにもなりました。ぜひとも勇気を出して、NLP研究を志す学生はB4のうちに飛び込んでみるべきだと思います。B4だと、参加しているだけで偉いと言われて自己肯定感が上がります。
この度は、遠方からの参加であったのにも関わらず、旅費補助により大変低い経済的負担でYANSに参加することができました。心からお礼申し上げます。
また、スポンサー賞に選んでいただいたちゅらデータ株式会社様をはじめ、運営委員の皆様や各社スポンサー様、私と交流を持ってくださった方々にも、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
FIT2023 と NLC研究会で4人が研究発表をしました。
卒業生:永渕景祐、笠原有真
現役生:佐藤栄作、前多陸玖
第20回テキストアナリティクス・シンポジウム:参加募集(FIT2023併催)
http://www.ieice.org/~nlc/tm20p.html
国会および地方議会会議録をコーパスとした事前学習済み言語モデルの構築と検証
○永渕景祐(北大)・佐藤栄作・木村泰知(小樽商科大)・門脇一真(日本総研)・荒木健治(北大)
第22回情報科学技術フォーラム(FIT2023)
E-031 researchmapの情報を用いた異なる研究分野間の研究者マッチングの試み
◎前多 陸玖・廣吉 和貴・木村 泰知(小樽商科大学)※ FIT奨励賞受賞 受賞者が掲載されているURL
E-032 TOPIX100の有価証券報告書の表を対象としたChatGPTによるPDFからJSONへの自動変換の試み
◎佐藤 栄作・木村 泰知(小樽商科大学)※ FIT奨励賞受賞 受賞者が掲載されているURL
J-041 複数エージェントによる文脈生成AIを用いた情報共有システムの提案
◎笠原 有真(北海道大学)・木村 泰知(小樽商科大学)・小野 哲雄(北海道大学)
2023年の強化週間は2月13日から2月27日までの期間で実施されました。
卒業生の平賀さんを頼って、HTB の会社見学をさせてもらいました。
平賀さんとの話し合い
ブレーンストーミングとKJ法
第34回インナーゼミナール大会―プログラム―
日時: 令和4年12月1日(木)14:30~17:40
場所: 4号館 160CL教室
主催: 小樽商科大学ゼミナール協議会・昼間部学生自治会事務局
発表タイトル:情報の収集方法、情報の提供方法、情報提供を持続する方法の課題解決に向けた取り組み
発表者:佐藤栄作、吉岡晃汰、齊藤竜成、奥山和樹
発表資料
2022-12-01-SlidesTE3-3
地方自治体の予算を対象にした金額表現の分析
梶 縁, 木村 泰知
情報処理学会
第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022)
2022年9月13〜15日
FIT2022のプログラム https://onsite.gakkai-web.net/fit2022/abstract/data/html/program/e.html
自然言語処理(情報抽出)
2022年9月14日(水) 15:30-17:30 5e会場
E-021 TOPIX100の有価証券報告書に含まれる表形式データの分析
◎佐藤 栄作・梶 縁・木村 泰知(小樽商科大学)
自然言語処理(言語モデル)
2022年9月15日(木) 13:10-15:40 7d会場
E-042 国会会議録を用いた事前学習済みELECTRAの構築と政治ドメインのタスクによる検証
◎永渕 景祐(北海道大学)・木村 泰知(小樽商科大学)・荒木 健治(北海道大学)
執筆者:佐藤
https://www.jri.co.jp/company/map/tokyo/
東京都品川区東五反田2丁目18番1号 大崎フォレストビルディング
ITソリューション部門、先端技術の門脇さんに会社説明をしていただきました。
その後、木村先生によるゼミ活動紹介に続き、ゼミ生の佐藤により、明後日に控える情報処理学会の研究発表の練習もさせていただきました。
門脇さんのみならず、同部門の方々にも発表練習に付き合っていただきました。鋭い質問の数々に頭を抱えてしまう場面もありましたが、結果としてはとても有意義な練習となりました。
また、質問を受ける中で、門脇さん方の質問の仕方に感銘を受けました。
まだお昼ではありますが、これにて東京合宿は終了となりました。(1名を除く)
得難く新鮮な知見を得られたのは勿論のこと、ゼミ生の新たな一面も見られたりと、仲も深まるような合宿でした。
企画・引率してくださった木村先生をはじめ、この合宿に携わってくださった方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。
ダイキン工業を見学
2日目の最初は、ダイキン ソリューションプラザ「フーハ東京」を見学しに行きました。
フーハ東京では、ダイキン工業が取り扱う家庭用・業務用エアコンを展示するブースやエアコンの仕組みを紹介するブースなど、エアコンを取り巻く様々な事情を学ぶことができました。
特に、エアコンの仕組みの根幹をなすヒートポンプの仕組みに関する説明が印象に残っています。
https://www.ac.daikin.co.jp/fuha/tokyo
〒163-0801 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル1F
ダイキン ソリューションプラザ「フーハ東京」
緑丘会館へ訪問
続いて、都内にある小樽商科大学の同窓会「緑丘会」の本部を訪問しました。
ゼミ活動について簡単に紹介したあと、夕食を頂きながら就職活動に関することや社会の今後の展望について、貴重なお話を伺うことができました。
緑丘会は、商大生のさまざまな活動を支援しています。興味のある方は下記のWebサイトにアクセスしてみてください。
https://ryokkyu.or.jp/hall/
〒170-6057 東京都豊島区東池袋3丁目1番1号 サンシャイン60 57F
緑丘会館
合宿初日はデジタルハリウッド大学を見学させていただきました!
受付に展示されていた『麹町勝覧』がとても印象に残っています。
コンピュータを利用して何かを創造するという点が非常に興味深いです。
ゼミ生にとって良い刺激になったのではないでしょうか。見学させていただき、ありがとうございました!
増田さん・齋木さん・佐藤さん
貴重なお話を聞かせて下さりありがとうございました。
とても面白い話がきけました!
2022年の緑丘祭は6月25日、26日に開催されました。
2年ぶりの開催となった今回、木村ゼミも「木村屋」として出店し、揚げたこ焼きを提供しました!
▲両日ともに晴天でした
▲揚げたこ焼き6個入り。画質が良くて美味しそう。
「NOIのロシアン揚げたこ焼き」として、たこ焼きの一つにわさびが入っている遊び心万歳のメニューも
▲購入してくれた方に配布したQRコード。スマホでかざすと、、、
▲NOIちゃんがたこ焼きに乗っていて可愛い
▲出店の様子
▲お客さんを出迎えるSEA-NA三姉妹
木村屋は初日から用意していたたこ焼きの数を大幅に上回る盛況ぶり!途中でたこ焼きを買い足しましたがそれでも足りず、二日目の2時には完売しました。
売上は以下の通りです。想定していた量の二倍を売り切る結果になりました。
1日目 売上個数:141個 売上額:¥46300
2日目 売上個数:112個 売上額:¥37000
三年ゼミ生にとっては初めての緑丘祭、忙しい中で準備を進めるのは大変でしたがいい思い出になりました。
来てくださった皆様、ありがとうございました。
2022年6月2日、株式会社 HARPの会社見学をさせてもらいました。「木村ゼミ」向けにスライドを作成してくれました。会社の説明をしてもらった後は、ゼミ活動について、発表しました。
学部3年生の興星陽が、情報処理学会第84回全国大会で、研究発表をしました。
https://www.gakkai-web.net/gakkai/ipsj/84/program84.html
2021年度の学生表彰、
木村ゼミが「商大生のための時間割」で受賞しました。
商大生の時間割は、北海道学生アプリコンテスト2021において「商大生のための時間割」制作チーム(木村ゼミ)として、「北海道経済産業局長賞 (最優秀賞) 」を受賞したため、表彰されました。
北海道学生アプリコンテスト2021 https://www.hmcc.jp/aplcontest/2021/
「北海道学生アプリコンテスト2021」とは、モバイルアプリケーションの企画力、デザイン力、プログラム力を有する学生を表彰することにより、学生のモバイル分野に対する関心を高め、次代を担う高度なモバイルIT人材の発掘・育成に寄与することを目的として、2013年に北海道経済業局が主体となり始まったものです。
「商大生のための時間割」は、商大生の学校生活を便利にするために開発された時間割アプリであり、時間割の登録だけではなく、シラバスの検索、講義の詳細を確認することができます。2022年1月12日時点で、アプリの登録者数は、1,587人 です。
説明動画 : https://youtu.be/6us6d1F4Suo 、関連サイト: http://timetable.417.works
商大生のための時間割制作チーム(木村ゼミ) チーム代表:笠原有真
メンバー:永渕景祐、小澤真凛、加藤正宙、蒲田躍斗、坂村翼、住吉真奈、高野大河、中井葉月、平館菜々子
2021年度の学生論文賞、
木村ゼミの受賞者は、優秀賞2名、奨励賞1名でした。
木村ゼミで作った小樽商科大学紹介ゲームの立ち絵を作成しました。
Vtuberの立ち絵を描くような要領で描いたので紹介します。
1.大まかなあたりとラフを描く
2.線を整え清書します。この時点で普通の絵では隠れて見えない部分の関節部分であったり背中側の髪なども描いています。なぜこれを描くかというと実際に絵を動かした際に隠れている部分が見え隠れし穴が見つかってしまうからです。
3.色付けをします。順序を飛ばしましたが色付けをして影をつけるところまで行っています。この時点であんまり気に入っていない部分も多くあるので完成ではありません。さらに先ほど述べた重なっている部分にも見えていませんが色をしっかりと塗っています。
4.気になる部分を修正して完成です。
5.実際に動かしてみるとこのように目を閉じたり髪が靡いたり、腕を動かしたりしてくれます。自分は絵を描くまでが仕事だったので動かしている詳細はわかりませんが実際に動いているのを見るとうれしいです。
コロナ禍により実地でのオープンキャンパスなどが出来なくなり、大学の情報を手に入れづらくなってしまい困っている受験生や、キャンパスに足を運べず大学のことをあまり知らない新入生に対して、小樽商科大学のことを見てて楽しいマンガで伝えよう!との思いでこのプロジェクトは始まりました。制作にあたってはゼミ生がtwitterで新入生からの質問を募集したり、アンケート結果などを元にして受験生や新入生が知りたい情報をマンガに出来るよう努力しました。
小樽商大PR漫画「たるしょう!」の制作過程を紹介します。
藤井くんが作ってくれたテンプレートを開きます。毎回コマを自分で書いたりロゴを貼り付ける作業をする必要がないのでとてもありがたいです。
2.ラフを描く
ラフを描きます。セリフもここで決めます。
PR漫画なのでコマの中が文字でぎゅうぎゅうになりがちです。
3.線画を描く
先程のラフの上にベクターレイヤーを挿入し、線画を描きます。
ちなみにベクターレイヤーとは、描いた線を拡大・縮小しても画質が劣化せず、形や太さも自由に変えられる形式のレイヤーのことです。超便利!
4.色塗り
色をつけます。モノクロなのですぐに終わります。
オープンキャンパスのビラに掲載する漫画をカラーで描いた時は、色塗りだけでものすごく時間がかかって大変でした。
5.文字入れ
セリフなどを入力していきます。
通常ならここで完成ですが、この時は完全にハイになっていたので立ち絵も自分で描いています。
6.立ち絵のラフ
漫画部分と同じでラフを描いていきます。
立ち絵は大体その時描きたいなと思った構図で描き進めていくので、描いた人のこだわりがよく表れているような気がします。
7.立ち絵の線画
ベクターレイヤーで線画を作成します。目立たせたいので私は漫画部分よりも太い線で描くことを心がけています。
8.立ち絵の色塗りをして完成!
漫画部分と同様にモノクロで立ち絵に色を塗って完成です!
トラブルがあり途中まで描いた線画が全て描き直しになったのと、立ち絵も自分で描いた(普段は立ち絵と漫画を分業して描いている)影響で普段より完成まで時間がかかっています。
絵を描くときはこまめに保存しよう!!!
別のマンガですが6時間ほどの作業を1分のタイムラプスにしたものです。