3Dゲーム

プログラム:渡邉

はじまり

Unityを使い小樽を舞台にした3Dゲームを作りたいという思いから、制作を始めました。

ゲームを作るなら多くの人が一斉に遊べるほうが良いのではないかという意見をいただき、オンラインマルチプレイのゲームにすることを決めました。

オンラインマルチプレイの実装

今回のゲームでは”Photon“というサービスを使いオンラインマルチプレイを実現させました。Photonでは無料で20人までのオンラインマルチプレイに対応しており、Unity向けのPUN(Photon Unity Networking)というサービスがアセットとして配布されているため簡単にオンラインマルチプレイのゲームを作ることができます。

実際の制作

自分はUnity初心者だったのでいきなり目的のゲームを作るのではなく、簡単なゲームをいくつか先に作り、Unityに慣れようと思いました。現代では、参考になるWebサイトやYouTubeの動画が多く存在するため、初心者でも学びやすいです。最初に動画を参考に「ブロック崩し」、それをアレンジして「パネルクラッシュ」を制作しました。

パネルクラッシュのゲーム画面

そのほかにも様々なゲームを制作した後に、本題となる小樽を舞台にしたゲームの製作に取り組み始めました。

今回のゲームでは、キャラクターの3Dモデルは「キムライブ」、小樽商科大学のモデルは「VR商大」の際に制作されたものをお借りしました。モデルを適切な位置に配置し、最低限の当たり判定を付け画像のように商大のステージを作成しました。

配置した商大のモデル

”指定された教室を目指す”という要素を入れ、ゲーム性を持たせました。また、オンラインマルチプレイのゲームなので順位が分かるような機能を付けました。順位の同期が難しく、この機能の実装が一番大変でした。

ゴールした時の様子

完成後

なんとか完成させることができました。この文章をクリックすると実際に遊べるページに飛びます(PCのみ動作対応)

また、木村先生が担当している社会情報入門の時間で、多くの方に遊んでいただきました。

社会情報入門で遊んでいただいたときの動画

これだけの人数で一度に遊ぶために有料サービスを使いました!

2:20あたりからの映像は大人数が接続している醍醐味があり、なかなか面白いものになっていると思います。

遊んでいただいた方から多くの感想をいただきました。

同じ人がいっぱいいて操作が難しかったけど、小樽商科大学がリアルに再現されていたし、動きが滑らかですごいと思った。競走形式で面白かった。

思ったよりもゲームでした。楽しかったです。

大人数がひとつの場所に集まっている光景が面白かったです。

わちゃわちゃしてて面白かったです

キャラがうじゃうじゃしていて面白かった。自分でもゲーム作りをしてみたいと思った。

小樽商大が完全再現されていることに加え他の参加者と連動していて面白かった。

美少女3Dモデルが無数にうじゃうじゃいて面白かったです。

あの大人数で一斉に動いているのが少し気持ち悪かったけれど楽しかったです。皆が動きたい方向に移動していてすごいと思いました。

いただいた感想の一部

遊んでいただく前は上手くいくか不安でしたが、温かい感想を多くいただけて良かったです。

一方で「3人称視点の角度が変えられなくてやりづらかった」や「感度が良すぎて酔いそうだった」などの意見もいただいたので、今後のゲーム製作では、もっとプレイヤーが遊びやすいように機能を充実させる必要があると思いました。

今回の制作では、なんとか完成までたどり着きましたが、当初思い描いていた規模よりは小さくなってしまったことや3Dモデルは過去に先輩が作ったものを借りただけということなど、まだまだ至らない点も多いので、今後も技術力を高めていきたいと思います。